君のいる毎日

女性アイドルのオタクが初めてStray Kidsのライブに行った話。

 

 

 

いきなりStray Kidsにハマってしまったおかげで、今まで足を踏み入れてこなかったK-POP界隈で何かと初めてを経験中なハロプロのオタクこと私ですが、トントン拍子でここまで来ました

 

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東京ドーム!!!しかも2days!!!!

 

オタクの行動力と新境地開拓に対する熱量は計り知れない、と常々思いますが気合と根性でチケットをもぎ取りついに本物のStray Kidsを目に焼き付ける時が来ました。刮目。

 

現地に行く前に配信とライブビューイングで公演は見ていたのですが(名古屋と大阪)、記憶消して見たくなるくらいすげえ!やべえ!なライブでした。以下感想がすごい、やばいしか言えなくなるくらい、本当にすごかった。

 

 

東京ドームに着いてまず思ったのが、ファン層どうなってる?!っていうことで。まじで老若男女。しかもグローバル。

若い女の子たちも居れば、カップルも居れば、親子もいれば、本国から来たであろうファンの方もいれば、、、、

ありとあらゆる国籍と性別と年齢のファンが一同に会してて、私が今までライブに行った界隈で一番ファン層が広いなって改めて思わされました。それだけStray Kidsがでけえグループだってことなんだろうな。すげえ。

 

会場に入ってライブがスタート!で暗転する前に、GET LITで場を盛り上げる時間が少しあったんだけど、あんな大きい会場で推しのパートを爆音で聞けることが嬉しすぎて1人で盛り上がってました。

 

(2:20あたりから。ここめちゃくちゃ好き。贔屓目。)

 

ライブは4つのパートに分かれていて、何曲か歌ったらMCを挟むというスタイルだったんですけど、気付いたら4時間経ってんの。タイムリープでもしてるんか???

普段観てるライブが MCほぼ無し!ノンストップ2時間!みたいな界隈なので、あっという間だったな〜終わってほしくないな〜で時計見たら4時間経ってて、時空バグってんのかと思った。

 

あと、スキズのライブと言ったら?なのか、K-POPアイドルのライブと言ったら?なのか詳しいことはわかりませんが、公式で発信してくれる“掛け声”の文化。

曲中にこうやってコールしてね!っていうガイド動画も出されるくらいなんですけど、絶対覚えて行けよ?!となってしまったくらい、今となっては尻引っ叩いてでもセトリに入ってる掛け声有りの曲を覚えて参戦したかった。覚えてなくてももちろん楽しい。しかし覚えて行ったら5億倍楽しい。ここが今回のライブ参戦最大の後悔ポイントでした。全然覚えられなかった。

アイドルオタクたるものコールはできるに越したことないのにそこを疎かにしてしまったのは本当に不覚。しかも割と初見殺しな掛け声もあったので次回もしライブに行けることがあるとしたら死ぬ気で覚えます。

 

(こんな感じで表題曲はだいたい公式が掛け声のレクチャー動画を出してくれてるけど、この曲(S-Class)に関しては2番のハンの高速ラップをオタクに歌わせる鬼の所業なので一生覚えられないし、覚えさせる気がないと思ってる。)

 

 

そんなライブ本編はというと、リフターバンッ!!!特効ドンッ!!!!花火も出る!!!!!銀テも打ちまくる!!!!最後は空から風船が降ってくる!!!!!!!!

ってこれでもかというくらいの演出をされながらド派手に進んでいったわけなんですけど、

みんな生歌なのすごくない?????口から音源すぎる。

100歩譲って韓国語の曲はわかる。日本語の曲も生歌で歌ってるのまじですごいと思ったんですけど私だけ????STAYの中ではそんなん当たり前だよ〜!なことになってんの???俺らのストレーキッズすげえんだよ!!!!ってもっと声大にして外にアピールした方がいいよ?????????(?)

仮に!もし!if!歌詞の意味とかはとりあえず置いといて、日本語を“音”で覚えていたとしてもすごすぎる。(自分たちで曲を作るStray Kidsの皆さんに関してはそんなこと絶対に無いだろうけど)私が韓国語の歌覚えて人前で歌えって言われたら絶対にできない。

 

そんなStray Kidsの皆さん、ライブ中もほんと〜〜〜〜〜うに8人全員個性の塊で目がふたつじゃ足りないくらい全員見てたかったんですけど、4時間もライブしてくれたおかげでたくさん彼らの良さを見つけられた気がします。

 

それでも、やっぱり贔屓目で見てしまうハンジソンくん。3秒に1回好き!!!!!!!って思ったし、なんなら超バカデカ声で表に出してた。

私はMANIACでカムバした頃のビジュアルを見て完全にハンジソンに落ちてしまった民なので、

(サムネが良すぎる)(優勝)(あんたが一番)

 

『今の銀髪(5-STAR期)もいいけど〜!東京は黒髪で来てくれないかな〜!』『ツアー始まってなんだかすごくパーマかかってるけど〜!東京来る頃には黒髪でセンター分けとかしたりしてくれないかな〜!』と、毎日のように言ってたんですけど、

東京2日目、リフターから跳び出てきたハンジソンがまさに私が一番好きな姿でそこに居て、想いが強すぎて幻見てんのかと思った。

言霊はあります。

 

本当にキラキラしててかっこよくて、『ワーーーーーーーッ!!!!かっこいいーーーーーーーーーーッ!!!!!!』気付いたらめちゃくちゃ叫んでた。

コロナ禍で声が出せないライブというのも経験はしてきたけど、これに関しては声出しが許される世界になって本当に良かった。まだ声出しができない状態だったらかっこいい!!!!!!!!を喉に詰まらせて死んでた。

 

Havenの最後でずっとフェイクを歌ってる彼はめちゃくちゃ楽しそうだったし、ソロ曲のDon't sayでは黒髪のビジュアルも相待って

““文化祭のライブで軽音楽部の2個上のハンジソン先輩を見に行ったあの頃””

なんていう無い記憶も蘇ったし、My Paceの間奏のダンスでセンターに来るハンジソンからしか得られない栄養もあったし、東京1日目の最後の挨拶で完全にガチ恋オタクにされてしまったし、(“ハンジソン 付き合う”で検索)

この2日間で私が好きになったハンジソンが凝縮されていて、本当にそこに居るんだなぁとしみじみしながら静かに涙を流してました。

 

 

本当にあっという間の2日間で、楽しい!の記憶しか残ってないのが幸せだと思えるくらい最高でした、Stray Kids。

出会わせてくれたCASE 143のバンチャンのチッケムにも、私がStray Kidsにハマり出したと知った途端鬼のように布教してくれた周りのK-POPオタクにも感謝してもし切れないです。

 

今回のライブが最高だったのは言うまでもないんですけど、私が一番好きな曲、DOMINOを聴くまでは死ねないので、これからも陰ながらではありますが応援させて頂こうかなと思った次第です。

 

本当に楽しかった、、、、ありがとうStray Kids、、、、、

 

 

 

 

そして次回、

オタクMUSIC BANK GLOBAL FESTIVAL 2023参戦!!!(怒涛)

 

 

 

おしまい!!!

女性アイドルのオタクが突然Stray Kidsにハマった話。

 

 

 

幼少期は恋愛レボリューション21を踊り狂い、県庁所在地はミニモニ。から学び、“推し”に出会うという衝撃をBerryz工房菅谷梨沙子さんで体感し、モーニング娘。10期メンバー佐藤優樹さんが居てくれたから10年間同じ人を応援し続けることができ、BEYOOOOONDSがデビューしてくれたおかげで多幸感を体現するグループに出会えた。

 

そんな変遷がありながら、ハロー!プロジェクト一筋で生きてきたオタクこと私。

 

女性アイドルのオタクとタイトルで言いながら、国内外問わず数多いるアイドルの中でも、ハロプロしか知らなかった、通ってこなかったはずなのに

 

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なんでか知らんけど、韓国の8人組ボーイズグループStray Kidsにハマってしまったというお話。

歩いてたら突然そこに沼が現れた。怖い話です。

 

 

 

 

 

Stray Kidsの名前を知ったきっかけはこちらの動画

 

 

YouTubeのおすすめに出てきたこの動画、

サムネのイラストかわいいな〜って思いながら何の気無しに見てみたら引くほどおもしろい。

“ストレイキッズ”も“ヒョンジン”も“ヨントン”も何もわからねえのにゲラゲラ笑ってしまって、この動画を見ないと1日が始まらない体になってました。

 

 

 

この時はこのグループを調べてみよう!というところまではいかなかったのですが、月日が流れ

 

この動画をYouTubeで見つけたオタクは思い出します

(これ、、テレビ通話の動画上げてた人が作ったんか、、、?!)

当時、界隈のことを何も知らないのに見まくってたあの動画をあげていた人が、公式のMVを作るという衝撃。

成功したオタクすぎるだろ、、と思っていたのですが、私、この曲聞いたことある!!!!!

 

 

サビですごい低い声でワッチュワッチュ(訳:Why do I keep getting attracted)歌うこの曲、モーニング娘。石田亜佑美ちゃんとか加賀楓ちゃんとかがTikTokで踊ってたアレか、、、???と、気付いてしまった。

(すげえカッケェから全人類見ろ)

 

だけどこのオタク、ここまで本人たちの顔一切見てないんです。やばい。

可哀想に!さんのイラストと、ハロメンが踊ってくれた動画しか見てない。

こりゃ本人たちに失礼だと思って本家MVを見ることにしたのですが、

 

 

ヤ、ヤベェ〜〜〜〜〜!!!!!!全員同じ顔に見える〜〜〜〜〜!!!!!!!!(滝汗)

 

 

 

失礼は重々承知ですが、まじで挫折しました。唯一知ってる“ヒョンジン”がどれかもわからん。

私の知ってるヒョンジンは黒髪センターパートだけど、そもそもセンター分けいないじゃん?!ヒョンジンどこいったのよ???!!!!!

あんたがヒョンジン???!!!!

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(ほぼフォルムしか合ってない)

 

 

顔と名前を一致させることができるのか不安を覚えながらも、この時出会ったCASE 143という楽曲の良さに惹かれて、サブスクを使ってStray Kidsの曲たちをひたすら聴き漁る日々を送ります。

ちなみにこの時点でヒョンジン(仮)は上の彼のままだし、ヒョンジンと愉快な仲間たち状態。

 

 

 

K-POP界隈のことを色々知っていくうちに、1人のメンバーにフォーカスを当てたチッケムと呼ばれる動画があることを知ります。

 

これを使えばヒョンジンが誰かもわかるし、他のメンバーの名前も覚えられるんじゃないか?!早速CASE 143のチッケムとやらを見てみよう!と思い立ったことが、色んな意味での終わりの始まりでした。

 

 

 

 

 

エッ、筋肉、、、肉体美、、、、、、、、、、、

KPOPの男性アイドルって白くて、細くて、お人形さんみたいで、、っていうイメージが何となくあったんですけど、開始2秒でそのイメージをぶっ壊してきたこの人。

しかもなんだろう、、すごく顔が好き、、見れば見るほど顔の造形と身体のアンバランスさがクセになる、、、えっもしかしてこれって恋、、?

あんた名前なんて言うのよ!!!!!バンチャン!!!!!!!!

 

 

 

ウワァ、、体幹すご、、、、、

踊りの緩急がすごい、、、超下重心激重ダンスする人めちゃくちゃ好き、、長年アイドルオタクやってる人間の勘だけどこの人絶対ダンスメンみたいなポジションでしょ?!(正解)

あなた、リノっていうのね!!………あれ?ヒョンジンは?

 

 

 

ま〜た筋肉キャラ出てきたよ(最高)

腕の太さと顔の大きさおんなじじゃない??衣装の袖とか大丈夫???あとこんなにクリア眼鏡似合うことある??私もコロナ禍で仕事するとき、こんな眼鏡着けてたけどとても人に見せられるようなもんじゃなかったよ。

しかし、ラップが上手いこと上手いこと。韓国語で歌ってても滑舌がいいことはわかる。歌も上手い。君の名は?!チャンビン!!!!!!

 

 

 

君がヒョンジンか〜〜〜〜〜!!!!!!!

全然黒髪じゃないし、こりゃわからんて。黒髪で居てくれよ。(?)

そして、彼は絶対人気メンです。オタクの勘がそう言っている。胸元のCELINEに負けないハイブランド顔、、すげえや、、、、、あと彼は一体何頭身あるわけ??20頭身くらいある?????

 

 

 

ワッチュワッチュ言ってたん君か????!!!!!

何でその顔でその声が出るんや、、、、天は二物を与えすぎでは、、、、、、?単刀直入に言うけど顔面の完成度がすごすぎる。

日本人受けしそうなのは彼がナンバーワンな気がするな。フィリックス!覚えたよ!!!!

 

 

 

大型犬???????

これまじでファーストインプレッションで、この人犬じゃん、、って思ったんですけど、調べたら公式のキャラクターも犬らしいじゃないですか、、、私もしかして天才、、、、?

しかもこの人軽率に好きになったらいけない香りしかしない。リアコってやつ。たぶんライブと普段でイメージ変わる人だ、、、気をつけよ、、、Stray Kidsのリアコ枠、スンミンね。オッケー。

 

 

 

糸目かわいいね〜〜〜!!!!

最初はグループのクール担当、ファンサは激塩、だけどそこが好きなファンにはブッ刺さってるみたいな人かなと思ってたら、グループの末っ子、、愛されマンネ、、、笑った顔がソーキュート、、声に特徴があるから歌声をすぐ覚えられたのも彼でした。

『私があなたのお母さんよ!』と言いたくなるくらい母性爆発してしまうアイエン、罪深い赤ちゃん。

 

 

 

表情管理の鬼すぎる

ずっとニコニコ笑ってる、かわいい。自分のパートじゃないところも歌ってる、かわいい。急にキメ顔したりする、かわいい。衣装がちょっと踊りにくそう、かわいい。

もう1人のラップ担当ですかね。歌が上手い。声がいい。なのにダンスも上手い。オールラウンダーとはまさにこのことだね。骨格が最高。君はハンっていうのね。2000年9月14日生まれ。に、2000年?!

英語も堪能。へぇ。日本語も上手なんだね。食べてるところなんてクウォッカワラビーそのまんまだね。へぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜好き!!!!!!!!!(クソデカボイス)

 

 

 

 

一通りチッケムを見終えたところで、全員同じ顔に見えちまうよ〜〜〜!!!!と落胆していたことが嘘かのようにメンバーの顔と名前をばっちり覚えて、無事ハニペンここに爆誕です。

ありがとうハンジソン。ありがとうStray Kids。

 

 

ハンが特に魅力的なメンバーだったことはもちろんですが、バンチャンが中心になってメンバーを集めてオーディション番組を経てデビューしたとか、自分たちの曲はほとんどバンチャン、チャンビン、ハンの3RACHAと呼ばれるユニットで制作してるとか、

Stray Kids知れば知るほど激ヤバグループで毎日新しい発見があるから、見ててめちゃくちゃ楽しいです。

 

 

(レコーディングのディレクションまで自分たちでやっちゃってるし、仮歌も自分たちで歌ってるのめちゃくちゃアツイ。約270万再生のうち50万回くらいはたぶん私)

 

 

(2人1組でバンチャンが作ったトラックに合わせて曲を作るという最強コンテンツ。普段楽曲制作に関わってる3人以外のメンバーも作詞曲をそつなくこなしてるのがこのグループの怖いところ。あんたたちできないこと無いんか。)

 

 

怒涛の勢いで転がり落ちてきましたが、グループを全く知らない状態からここまでたぶん3ヶ月くらい。

SKZOOのコラボカフェにも足を運び、6月に出た新しいアルバムももちろん購入して、グループへのお布施こと、ファンクラブ入会もしっかり果たしました。

オタクの熱量と行動力は計り知れません。

 

 

 

日本でのドームツアーも決まって、ますます飛ぶ鳥を落とす勢いのStray Kids。

 

この文章がStray Kids気になるな、、、っていう人の目に留まって、少しでも好きになってもらえるきっかけになれば幸いです。

 

Stray Kidsはいいぞ!!!!!!!!!

 

 

 

そして、次回

 

オタク、Stray Kidsの東京ドーム公演参戦

 

 

 

おしまい!

 

 

10年間、1人のアイドルを応援し続けられた話。

 

 

 

 

アイドルのオタクをしているといつかは直面する推しの卒業。

 

理由は何であれ、“卒業”というアイドルにとっての新たな門出を祝ってこそのファン、だと私は思っていましたが、

自分がいざその当事者になるといろんなことを思い出すなぁと物思いに耽っています。

 

今日、10年間応援してきたモーニング娘。'21の10期メンバー佐藤優樹さんが年内でグループを卒業することを発表しました。

 

 

2011年、モーニング娘。の10期メンバーを決めるために行われた元気印オーディション。

東京から来たスタイル抜群まさにイマドキな高校生の子や、初の東北出身者となったダンススキル豊富な子、はたまたかなり尖ったハロプロエッグの申し子。

たくさんの女の子たちがモーニング娘。のメンバーとなるためオーディションに応募し、審査を突破していく様をテレビで見ていました。

そんな中で自分の目を引いた1人の女の子。

北海道から出てきたというその子はダンスも歌も未経験。どこか挙動が不審でしどろもどろしているような。

でもなぜか目が離せない。すごく魅力的に見えました。

ファンに決定権は無いのでどうすることもできませんでしたが、彼女をモーニング娘。に入れてくれ!と願うばかりで、その思いは日に日に強くなっていました。

当時ネットでも色々な憶測が飛び交っていましたが、オーディションに合格するのではないかと言われていた子たちの中に彼女の名前は無かったと記憶しています。

それくらい、言ってしまえば多くの人の眼中には無く、オーディションを受けに来た1人の女の子という認識でしか無かった子が見事モーニング娘。に加入してしまうのです。

 

新メンバーとして舞台に上がるため武道館に向かう最中、『緊張がポクポクしてきた』という迷言を残した彼女。

それを見たとき、応援することが楽しみで楽しみで仕方なかったです。なんなんだこの子はと。

当時の私は、ハロプロの界隈に出戻りして色々なグループをフラついていた頃で、そんな中での合格発表、そして衝撃の新メンバー。青天の霹靂とはまさにこのことでした。

 

ソロの歌割を貰ったOne・Two・Three

『て』の一言なのにMVで映るたび、テレビで抜かれるたびすごくすごく嬉しかった。

大先輩の田中れいなさんが卒業した後出演した音楽の日

先輩の大きなソロパート、誰が引き継ぐのかドキドキしながら見ていたらカメラに抜かれ『時代を読み取れ』と歌った彼女。オタクは泣き崩れました。

 

加入当初は周りに大きく遅れをとっていたかもしれない彼女が、色々な場面で少しずつ着実に伸びていくことを実感できて、それだけで応援していて良かったと思えたし、私の推しはこんなに魅力的なんだぞ!と胸を張ることができました。

 

そんな彼女も今では男女問わずたくさんのファンの方が居て、グループの中でもメインを張ることが増えてすごくすごく大きな存在になってくれたと思います。

まさにこれから、だったかもしれません。

彼女がたくさん考えて、出してくれた答えであることに間違いないのでファンは素直に受け止めるしかない、と思っています。

不思議なもので、悲しい寂しい辛い卒業しないで、そんな感情は今はほとんど無くて。来る時が来たな、そんな気持ちです。

 

推しのどこが好きなの?と、たまに聞かれることがあったのですが、ファン歴を重ねれば重ねるほど『どこが好きなんだ?』と、わからなくなってきていて。

でも今こうやって文字を打ちながら色々なことに思いを巡らせて考えるのは

 

ぜんぶ

 

だなぁってことです。彼女の全部が好きです。顔も歌声も踊っている姿も全部。全部。

 

自分の大切な時間を10年もアイドルとして使ってくれた彼女には感謝しかないし、そんな彼女を同じ年月応援し続けられたことを本当に嬉しく思います。

彼女に出会えたおかげで初めてモーニング娘。のコンサートに行けたし、初めてアーティストのファンクラブに入ったし、初めて握手会に行けたし、初めてサイン会に行けたし、初めてチェキが撮れたし、初めてバスツアーにも行けました。全部全部彼女のおかげです。 

 

ファンにとってグループで活動してくれた10年間は本当にかけがえのない物でした。

 

たくさん魅力を届けてくれてありがとう。たくさん考えてくれてありがとう。モーニング娘。を選んでくれてありがとう。

 

彼女にとってもこの10年がかけがえのない物であって欲しい、そう願うばかりです。

 

 

 

女性アイドルのオタクがアイドルマスターSideMのライブに行った話。

 

 

 

 

ブログのアカウントを作ったはいいけど、何を書いていいかわからず放置すること1年。ついに書く時がきました。

 

140文字じゃ収まりそうになかった、超ド新参アイドルオタクPがアイドルマスターSideMのライブに行った話です。

 

ライブの感想をひたすら書いていくだけの内容ですが、他のジャンルでアイドルオタクをやっているが故に感じたこともあったりしたので、あくまで一個人の感想だと思って軽く読んで貰えるとありがたいです。

 

 

 

さて、冒頭いきなり“アイドルオタク”を連呼しましたが、普段はハロー!プロジェクトに所属するアイドルのオタクをしています。

 

推しはモーニング娘。'18の10期メンバー佐藤優樹(さとうまさき)ちゃん。

とりあえずYouTube開いてこの名前で検索してみてほしい。明日にはあなたも佐藤優樹の虜です。

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かっこいい。

 

 

話は逸れましたが、男性アイドル、2次元、キャラクターを演じている声優の方が歌うライブ、と、普段とは明らかに中身が違うライブに行くことに当日を迎えるまで正直不安しかありませんでしたが、とりあえず元高校教師ユニット『S.E.M』のStudy Equal Magic!の振り付けだけ完璧にして、あとはサイリウム持ってりゃ何とかなるだろう精神で会場に向かいました。

 

 

 

好きなアイドル

 

ライブの話をする前に私の推しの話を。

まず、アイドルマスターと名が付くものなので、アイドルを題材にした作品にはなるんですが、このアイドルマスターシリーズ初の男性アイドル作品となったのがアイドルマスターSideM

全15ユニット、46人がそれぞれ理由(ワケ)あってアイドルをしています。

 

その中でも私が特に惹かれたのが元アルバイトユニット『Beit』に所属するピエールでした。中央の男の子です。かわいい。

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着ぐるみを着てアルバイトをしていたピエールがプロデューサーにスカウトされ、アルバイト仲間だった元コンビニバイトの鷹城恭二(左)と元花屋さんの渡辺みのり(右)の2人とユニットを組みアイドルを始めます。

 

秘密の過去を持ち、フリーターから華麗に転身!というユニットのキャッチコピーを見た時、なんだか闇が深そうだな…と感じながらもピエールのことを知っていくと、これは応援するしかないなと。

だって15歳ですよ?そりゃ好きになりますよ。(語弊) 

 

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自分も、そして周りも笑顔で居られることをすごく大切にしているピエール。

15歳という年齢ながら周りをしっかり見て行動できる人柄を好きになりました。

そんな彼を演じてくれているのが声優の堀江瞬さん。ピエールのかわいらしく透き通った歌声を聴くために今回のライブに行くと言っても過言ではなかったので、ユニット曲もソロ曲も聴き込んでライブに臨みました。

 

 

 

ここがすごいよ!SideM!

 

1.男性プロデューサーの多さ

会場に入ってまず驚いたのが男性ファンの多さ。ここは男性声優のライブ会場だよな……?と錯覚するほど。

たぶん6:4くらいの比率だったと思います。

私の周りもかなり男性の方が多かった印象でした。これもアイドルマスターが“箱推し”されている所以なのかなと。

普段行く現場を考えると、女性が多いと逆に落ち着かないので(笑)ファン層を見るとすごく居心地がいい空間でした。

 

 

2.バラエティ豊かな楽曲

ライブが始まると定番曲から新曲まで30曲近くが披露されましたが、本当にもう曲が良い。とにかく良い。急に語彙力がなくなるくらい曲が良い。

とは言っても出されている楽曲はあくまで“キャラクター”が歌っているものなので、ユニットやキャラクターの色が出る歌詞だったり曲調にはなっているんですが、そこに滲み出る少々のダサさ。ここがハロヲタの私がこの作品を好きになった1番のポイントだと思います。

全部が完璧でカッコいい!だけではなくて、どこか惜しいというか、それがクセになってて。音源で聴いてもどれも良い歌ばかりなのですが、生で聴いてより良さがわかったものもあったのでそれをいくつか、私の中にあるボキャブラリーを結集させて紹介します。

 

 

TOMORROW DIAMOND / Beit

私の中での真打ちが3曲目にして登場。クライマックスが早い。

Beitが出てきたのがわかった瞬間、Beitの代表曲である“あの曲”で、スマイルがエンゲージされるのかと思いきや、まさかの新曲。

王子様感を前面に押し出すユニットなので衣装もさることながら、振り付けの中で膝をついたり、指輪の箱を開けるような仕草も入っていて、あれはもう完全にプロポーズでした。

たぶんあの演出見てた全プロデューサーの左手の薬指には彼らからプレゼントされた指輪が嵌っているはず。私には見える。ピエールから差し出された指輪が見えるぞ……!

出だしを歌う堀江さんもピエールそのもので、それを生で聞かせていただいたこちらとしては、静かに涙しながら感謝することしかできなかったです。生まれてきてくれてありがとう。

THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 02 試聴動画 - YouTube

 

 

バーニン・クールで輝いて / 神速一魂

拳を突き上げオイオイする歌。めちゃくちゃ楽しいし、これは絶対ハロヲタが好きなやつ。こぶしファクトリーに歌ってほしい。

歌っているお二人のVo値が爆発してるので聴いていてすごく爽快な気分になれる楽曲でした。途中で歌詞が飛ぶハプニングもありましたが、生らしいというか、ライブ感があってそこも含めてすごく楽しめた1曲でした。

曲終わりのMCで『定番曲になってるので皆さんもオイオイ言い慣れてきたんじゃないですか?(笑)』って言った黒野玄武役の深町寿成さんがすげぇかっこよかった。

THE IDOLM@STER SideM ST@RTING LINE-09 神速一魂 試聴動画 - YouTube

 

 

 Study Equal Magic! / S.E.M

全アイドルオタクにゴリ押ししたい楽曲部門堂々1位。

ライブ映像を見たときの衝撃たるや。振り付けにしても衣装にしてもダサい。とにかくダサい。なんなんだあのアルミホイルジャケットは。

つばきファクトリー岸本ゆめのちゃんもびっくりだよ!

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と、第一印象から衝撃が強かった楽曲でしたが、曲を知ってからライブに行くまで一番聴いていたのがこの曲でした。

それはなぜか。振り付けがすこぶる楽しい。

アイドルのオタクである以上、どうしても振りコピをしたがる傾向にあるので、トンチキダンスの名を欲しいままにするこの曲をあの空間で踊れてめちゃくちゃ楽しかった。この振りを考えてくれた人に金一封を贈りたい。

会場が一体となって踊るタケノコダンスは迫力がすごかったし、あの空気感をモノにできるS.E.Mの3人はさすがのアイドルでした。

振り付け以外にも、随所に入るコールがTHE アイドルといった感じで、私の中で一番盛り上がった曲になりました。

【高画質】SideMライブ 超音楽祭2016@ニコニコ超会議2016 Part-2/3 - ニコニコ動画(0:46〜)

(このライブでは最後の方で両サイド2人のマイクが使えなくなり、センターにいる伊東健人さんのソロ状態になってしまいますが、それでも歌い切る伊東健人の歌唱力。恐るべし。)

 

出演しているユニットが多いからか、コーナーMCもほぼあって無いようなもので、歌われる曲も全部フルで、“歌を聴かせるためのライブ”という感じがセットリストからも伝わってきて、全編通して見応えのあるライブでした。

 

 

3.魅力的な“アイドルたち” 

アイドルオタクでいると、ライブ中はやっぱり推しに目がいって…みんな好きだけどどうしても一途になってしまう…なんてことは日常茶飯事だとは思うんですけど、昨日のライブもまさにそうだったので、今日しか見られない動く推しを網膜に焼き付けようと必死に追いかけてました。

その中でも印象的だった方たちを再び私の中にあるボキャブラリーを結集させて紹介します。

 

 

堀江瞬さん(as ピエール)

先述した通りピエールはBeitに所属するアイドルで、とにかくキラキラしていて、かわいらしさが全面に出るけどどこか男らしさもあってたくましい。

そんなキャラクターを演じてくれている堀江さんですが、本物を見るのは昨日が初めてでした。

1st、2ndとライブ映像を拝見したときは、歌声にまだ少し本人が残っているような印象があったのですが、昨日は完全にピエールが憑依していて。

TOMORROW DIAMONDの歌い出しである“約束は 何度だって”を聴いた時に、ピエールがこの場にいて、ハッピースマイルいっぱいに歌っている情景が瞬間で浮かんできました。すごく素敵だった。

あと堀江さん本人もかわいらしい顔をしているんですが、その見た目とは対照的に意外と身長が高くて脚もすらっとしているので王子様衣装が似合っちゃってしょうがない。君は王子様だったのかな?

そんな一面も魅力の一つですね。

THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES 09 試聴動画 - YouTube

(ピエールソロ曲『魔法のステアー』)

 

永塚拓馬さん(as 冬美旬)

冬美旬くんは元高校生バンドユニット『High×Joker』のキーボード担当のアイドルです。

キャラクターの性格としてはクールな立ち位置でツッコミ苦労人なイメージですが、中の人である永塚さんはゴリゴリのアイドルオタクです。(最高)

モーニング娘。'18では石田亜佑美ちゃん推しだそうで、ブログを見るとハロー!プロジェクトのオフィシャルショップに行ってたり、昨年開催されていたモーニング娘。20周年のコラボカフェに普通に行ったりしています。応援しないわけがない。

こんな感じで(?)本人がアイドル好きであるがゆえ…なのかはわかりませんが、昨日見た中で踊り方だったり、仕草だったり、ファンサービスだったりが一番アイドルらしかったのが永塚さんだったなと思いました。素敵でした。

しかし、歌って踊れる声優の逸材が元公務員っていうのもすごいところです。

THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES 08 試聴動画 - YouTube

(冬美旬ソロ曲『Genuine feelings』(1:46〜))

 

Café Parade

狩野翔さん(as 神谷幸広)、天﨑滉平さん(as 東雲荘一郎)、古川慎さん(as アスラン=ベルゼビュートⅡ世 )、児玉卓也さん(as 卯月巻緒)、小林大紀さん(as 水嶋咲)の5人で構成されるCafé Paradeですが、このユニットはやばい。小田さくら竹内朱莉高木紗友希船木結広瀬彩海でユニット組んでるみたいな感じ。とにかく歌唱力と声量がエグい。もはや暴力。歌唱力にぶん殴られるとはまさにこのことか…

アスラン役の古川さんの声量がとんでもないことは聞いてはいましたが、他の4人もすごいよな?なんで誰も教えてくれなかったの??

4曲目で披露されたReversed Masqueradeが、良い意味で前の曲の余韻を楽しませないというか(前の曲で全プロデューサーがBeitの面々にプロポーズされてます)、5人の歌で無理矢理曲の世界観に引っ張られるような感じがして。でも、それがすごく刺激的でダークな雰囲気がある曲調も相俟って、ゾクゾクするパフォーマンスでした。まさにエンターテイメントって感じ。

歌が終わるとさっきまでの気迫が嘘みたいに5人でわちゃわちゃしてて、そういうところで軽率に好きになっちゃうんだゾ〜ッ☆なんて思いながら微笑ましく見てました。

THE IDOLM@STER SideM 3rd ANNIVERSARY DISC 01 Café Parade & Altessimo & Legenders 試聴動画 - YouTube

(Café Paradeユニット曲『Reversed Masquerade』)

 

 

 

 

おわりに

ここまで色々書いてきましたが、これは140字じゃ収まらないな。もっともっと書きたいことはあるし感じたこともたくさんあったけど、私の語彙が尽きてしまったので、ライブDVDが出た時にまた思い出を反芻しようと思います。

パフォーマンスを見て、元気がもらえる、もっと応援しようと思える315プロのアイドルたちは偉大だなと思った1日でした。これからもっと大きなものになっていってほしいです。

こっそり音源の試聴動画なども載せているので多くの方に知ってもらえるきっかけになればと思います。

ハロヲタのみなさんはぜひ騙されたと思ってStudy Equal Magic!のライブ映像見てみてください。(切望)

 

おしまい!